8日、世界最大級の電子家電展示会「2013 International CES」の開

8日、世界最大級の電子家電展示会「2013 International CES」の開催に際し、パナソニック津賀一宏社長がオープニング基調講演を行ない、パナソニックのビジョンを伝えた以下はその要旨

●挨拶 (Opening Remarks)

 多くの人はパナソニックと聞くと、テレビの「マニュファクチャリングカンパニー」だとイメージする本日は、「エコ・エンジニアリングカンパニー」という「パナソニック」をお伝えしたい

 パナソニックの描く未来は、一つの商品カテゴリーを超え、パナソニックの貢献は、リビングルームを超えて広がっている当社は、お客様のお役に立てる場として、「住宅空間」「非住宅空間」「モビリティ」「パーソナル」の4つの領域にフォーカスして事業活動を行なっているお客様がどこにいるときでも、お客様のくらしの価値を高めたいそのために、ハードウェア単体の販売にとどまらず、ソフトフェアやサービスを含めたトータルソリューションを提供する新しいビジネスモデルを通じ、大きな成長が期待できるB to B事業を最大化していく

●Your TV

 アメリカのテレビ産業は、次の5年で、これまでの25年以上の変化が起こると思われるお客様はテレビに対し、コンテンツへの簡単なアクセスや、柔軟な選択肢、シンプルで直感的なユーザーエクスペリエンスなど、テレビに、単に画質が美しい以上の多くのものを望んでいる

 パナソニックの「Your TV」は、パーソナライズ機能とカスタマイズ機能により、放送チャンネルやビデオ・オン・デマンド、スマート検索、ワンタッチで楽しめるソーシャル体験など、新しいサービスをお客様に提供する

 「Your TV」のコンセプトは、パナソニックの方向性そのものハードウェアメーカーからトータルソリューションやサービスプロバイダーへの事業領域の拡大や、他のグローバルリーダーと連携、さらにはお客様との深く長い関係構築による、お客様価値の提供こうした取り組みにより、パナソニックの新しい時代が始まる

●Your Home(この項のスピーカー:ジョゼフ・テーラー役員)

 パナソニックの将来においては「エネルギー」と同様に「クラウド」が重要な役割を果たすクラウドは、機器をつなぐだけでなく、家の中でも外でも、必要なことを予想し、それに応えてくれるこのビジョンを実現するために、パナソニックはいくつかの世界的なIT企業とパートナーシップを結んだ

●Your Car

 パナソニックは、自動車産業界をリードするメーカーとのビジネスを拡大する戦略として、2つの重要な領域にフォーカスしている1つは、当社の家庭におけるエナジーソリューション技術を活用した、EVなどのエコカーへのトータルソリューション展開もう1つは、“つながる”ホームAVソリューション技術を活用した、コネクティッドカーソリューションの提供だ

●Your Community(この項のスピーカー:テーラー役員)

 今夏、パナソニックノースアメリカ本社ビルを、セコーカスから、ニュージャージー州ニューアーク市の新社屋に移設する当社の環境技術や公共交通機関の利用により、CO2排出量をトータルで50%削減する当社入居スペースは、エネルギーと環境に配慮したデザインの評価制度LEEDプラチナに適合している

●挨拶 (Closing Remarks)

 地球上の人の数だけ、「より良い世界」のビジョンがある本日は、お客様とともに一歩ずWikipediaの編集者たちが、Webのだまされやすいネット市民たちをねらった巧妙な作り話を摘発し、その厄介もの”Bicholim Conflict”の項をそれにふさわしい場所、すなわち’does not exist’(存在しない)へと戻したこの、1640年から1641年にかけて約1年間続いたとされるポルトガルとインドのマラータ王国との戦争は、ユーザ執筆の記事としてこれまでの5年間Wikipedia上に存在した記事中の引用の出典も、その戦争同様怪しげなものであったにもかかわらず、重要な歴史的事件の記述を装うその4500語の記事は”Good Article“(優秀記事)のステータスさえ獲得したかつて、歴史は勝者が書くと言われたが、今では歴史は暇人(ひまじん)が退屈しのぎに書くものでもある

GoogleGmailのユーザアカウントから本当に音楽ファイルを削除したのか

Wikipediaの真偽鑑定を趣味とするユーザShelfSkewedは、この記事に記されている出典(元ネタ)をすべてチェックし、すべてがガセであることを発見してびっくりした新年を迎える直前に、彼は削除作戦を開始した

慎重な検討と調査の結果、この記事が作り話であるとの結論に達した巧妙で良くできた作り話だが、いずれにしても虚報は虚報だ“Bicholim conflict” や、その記事が依拠しているとされている各種の出典を検索すると、その記事自身に行き着くだけだたとえばその記事の重要な出典の一つであるThompson, Mark, Mistrust between states, Oxford University Press, London 1996は、WorldCatでも、Oxford University Pressのサイトでも、またAlibrisやABEでも見つからないつまり、この本が存在するという証拠を見つけられない

Wikipediaの通例として、そのページはWikipedia hoaxes(Wikipedia虚報集)に放り込まれたそのリストのトップには、Julius Caesarを暗殺した人物とされるGaius Flavius Antoninusが載っている(シェイクスピアには内緒だよ!)

Comedy Centralの保守派諷刺家Stephen Colbertは、Wikipediaが社会に与えている貢献を”Wikiality”と皮肉っている〔reality…現実、真実…からの駄洒落〕それの意味は、“ウソ話、みんながほめれば怖くない”だ彼は、アフリカ象の総頭数が2006年の半年間で3倍に増えたという虚報を、読者に真実と信じさせようとして、失敗した

もっと軽い例としては、コメディアンのSinbadは、彼の早すぎる訃報をWikipediaから消去しなければならなかったそれができたのは、彼がまだ生きていた(今でも生きている)からだ

原典ではなく二次的な出典には危険が多いので、Wikipedia創始者であるJimmy Walesも学生たちに、彼らがいちばん多く犯す間違い、すなわち百科事典からの引用はするな、と警告している

“大学の学術論文で百科事典を引用することは不適切である今のきみは12歳の子どもではないゲームのレベルを上げて、原典を調べなさい本日は、「エコ・エンジニアリングカンパニー」という「パナソニック」をお伝えしたいシャネル財布本日は、「エコ・エンジニアリングカンパニー」という「パナソニック」をお伝えしたいシャネル財布本日は、「エコ・エンジニアリングカンパニー」という「パナソニック」をお伝えしたいグッチ バッ